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木村拓哉「Believe」があぶり出した元SMAPの現在 木村、稲垣、草なぎ、香取…それぞれの「俳優業」の現実

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  • 木村 隆志 コラムニスト、人間関係コンサルタント、テレビ解説者
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その思い切った脚本・演出とは、「手錠をかけられる」「刑務所に入れられる」「暴行を受けて肋骨が折れる」「脱獄し、警察から逃げ続ける」などの過激かつ過酷なシーン。「これまでとは異なる意外な姿や衝撃的なシーンを見せることで人々の関心を引きつけ、メディアで報じられよう」という狙いが透けて見えます。

SMAP解散以降、話題性は不発続き

しかし、序盤からここまでネット上では「建設物オタクの土木設計家に見えない」「自分で罪をかぶったのだから自業自得で感情移入しづらい」「なぜか助けてくれる人が次々に出てくる」「『つかまるかもしれない』というハラハラドキドキが少ない」「天海祐希と夫婦に見えない」などのネガティブな声が目立っています。

なかには木村拓哉さんのドラマでは恒例となった「何を演じてもキムタクに見える」という声をあげる人もいるなど、手錠や脱獄などのシーンに対する反響は制作サイドの狙いほど得られていません。視聴率、ネット上の動きともに、かつてのように盛り上がっているとは言いづらい状況が続いています。

ドラマそのものは「脱獄もの」「冤罪もの」として一定レベルの関心を集め、木村さんはハードなロケに挑むなど熱演を続けていることは間違いないでしょう。ただ、今春の「アンチヒーロー」(TBS系)、「アンメット ある脳外科医の日記」(カンテレ・フジテレビ系)、「Destiny」(テレビ朝日系)、「くるり~誰が私と恋をした?~」(TBS系)などと比べると、SNSのコメント数もメディアの記事数も物足りなさが残ります。

「ネガティブな声があがりがちな一方で、ネット上の話題にはなりづらい」という苦しい状況にはどんな背景があるのでしょうか。木村さんが2016年のSMAP解散報道以降に出演した作品を見ていくと、その理由が浮かび上がってきます。

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