韓国経済、今年の下半期も明るくはならない

3%台の成長率予測は2%台へ

7月1日、第17回民主平和統一諮問会議に出席した朴大統領(写真:Yonhap/アフロ)

1期5年(再選不可)の任期も半分が過ぎた朴槿恵政権。その経済政策の効果を見ると、政府主導の景気回復への期待は、ネガティブな面が多いかもしれない。

2014年末、あるいは今年年初時点で2015年の韓国経済を「緩慢な回復」と予想していた専門家は、その予想を相次いで下方修正している。韓国経済を取り巻く国内外の環境もまた、よくなる要因よりは悪くなる理由が多い。このままでは、今年の経済成長率3%目標の達成は難しいように見える。

昨年末、『中央日報エコノミスト』が「2015年は新4低時代の固定化を確認する年になるだろう」と予想した。「4低」とは、低成長、低物価、低投資、低金利のことだ。また、「韓国経済が緩慢に回復するとしても、その回復は不安定なものになる」と予想した。最近の不況は構造的な問題から発生していると考えたためだ。

2%台の成長率予測も出始めた

それから半年。現在の状況は、当時の想定より少し深刻だ。昨年末、国内外で出された韓国経済の経済成長予測は、おおよそ3.6%前後だった。ところが、今年第1四半期(1~3月)を過ぎると3%前半に下がり、最近には2%台の成長を予測するところが多数だ。家計負債が憂慮されても、また韓国銀行が金利を市場最低水準にまで引き下げても、そして財政の健全性が心配されても、韓国政府が15兆ウォン規模の補正予算を組んだ理由だ。それだけ、韓国経済が深刻だという証拠でもある。

まず、現在の状況から見てみよう。今年第1四半期、韓国経済は2014年第4四半期(10~12月)比で0.8%の成長に留まった。3四半期連続の0%台だった。MERS(中東呼吸器症候群)感染者の拡大という直撃弾を受けた第2四半期(4~6月)に期待するのは難しい。輸出は深刻なレベルで不振のままだ。今年1月、前年同月比でマイナス1%だった輸出増加率は、5月にはマイナス10.9%へ悪化した。輸入もまた、1~5月累積で16%減った。昨年10月から8カ月連続で減少していることになる。消費者物価は6カ月連続で0%台に留まっている。

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