設立3カ月で試作車を発表
昨年1月にアメリカ・ラスベガスで開催されたIT見本市「CES」で試作車として発表された電気自動車(EV)「AFEELA(アフィーラ)」。その後、「JAPAN MOBILITY SHOW」や今年のCESでも披露され、話題となっている。
2022年10月、ソニーグループと本田技研工業が設立した合弁「ソニー・ホンダモビリティ」は設立当初から両社の共創によって何が生まれてくるかについて業界内外から注目を集めていたが、事業内容が異なる企業の協業は容易ではない。しかも、合弁設立からわずか3カ月でゼロから試作車を作り上げて公に発表するというスピード感は尋常ではない。
どのようなプロセスを経て創り上げたのか、両社が組むことでどのような効果があったのか、そして新たに設立されたソニー・ホンダらしさとは――デザイン面から探るべく、同社の中枢部門の1つである「デザイン&ブランド戦略部」を取材した。


















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