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上手で流麗な文章が「まるで読まれない」根本原因 珍しいエピソードよりも熱烈に意識すべきこと

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逆に、伝えたい事象だけを書いても伝わらない。いきなり「好きなことを書いていない! もう引き算だ!」と書いても共感してもらえないし、いきなり何いってんだとなる。狂ったかと思われる可能性もある。

「何を伝えたいか」を強烈に意識する必要がある

このように、何を伝えたいかから組み立てはじめ、それを補強するエピソードを記述していく、そうすることで伝えたいこともエピソードもどちらも伝わりやすくなるのだ。「とにかく書きたい」で書かれた文章はとにかく伝わりづらい。

なぜなら書くことでほとんど完結してしまっているからだ。これが「とにかく伝えたい」になると、どう書けば伝わるのかを考えるようになる。

『文章で伝えるときいちばん大切なものは、感情である。 読みたくなる文章の書き方29の掟』(アスコム)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

伝えるためには上手な文章が必要と感じたのなら、練習すればいい。アッと驚く構成が必要と感じたのなら、試行錯誤して作っていけばいい。いきなりそれをするのは難しいかもしれないが、そういった過程を経て作っていれば、伝わりやすい文章はできる。

文章の練習をいくらしても、たぶん伝わるようにはならない。伝える練習をしなくてはならないのだ。そのためには何を伝えたいかを強烈に意識する必要がある。

「何を伝えたいか」

真っ白なメモ帳を前にして、まずそれを書き始めることから始めよう。伝えることは書くことより大切であり、伝えたいことがないなら、べつに無理して書く必要はないのだ。

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