「幸せの先送り」をついしてしまう人の共通点 「やらなければいけないこと」を優先してしまう

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(写真:jessie/PIXTA)
「一度きりの人生で、今という時間は二度とやってこないのに、なんで自分は時間を無駄に使ってしまうのか」と以前は悩んでいた編集者・柿内尚文(かきうち・たかふみ)氏が、時間の使い方について考えました。柿内氏は「人生には4つの時間しかない」と言います。
「幸福の時間」はやりたいこと、喜びを得られることをして幸せを感じる時間。
「投資の時間」は目的のために努力している時間。
「役割の時間」はやらなければいけないことをしている時間。
「浪費の時間」は無意識に過ごしてしまうムダだと感じる時間です。
書籍『このプリン、いま食べるか?ガマンするか?』を一部抜粋・再構成し、時間の使い方のコツをご紹介します。

やらなければいけないことを優先する人

幸せの先送りをしてしまう人の特徴のひとつが、「やりたいこと」よりも「やらなければいけないこと」を優先させてしまうことです。

会社員ならば、組織やチームの中で役割があり、上司や部下から頼まれる仕事もあります。家事だったら掃除や洗濯をしないといけないということもあります。

「やらなければいけないこと」に使わないといけない時間が、人生にはかなりあります。特に、まじめな人はその傾向が強いかもしれません。そんな時は、この考え方をぜひ身につけてください。

「やらなければいけないこと」を「やりたいこと」に変換する、という考え方です。

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