「幸せの先送り」をついしてしまう人の共通点 「やらなければいけないこと」を優先してしまう

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これができると、「やらなければいけないこと」が「幸福の時間」に変換されます。「やりたいこと」をやるのは幸せですよね。その時にヒントになるのがこの考え方です。

「何かをやって、その成果としてごほうびをもらうのではなく、やること自体がごほうびになるようにする」

いい大学に入りたいから受験勉強をがんばる。営業の成績を上げたいから仕事をがんばる。大会で優勝したいから練習をがんばる。

目的や目標を達成するために努力をする。そのために時間を使う。これは「投資の時間」です。

時にガマンをして、つらくても努力をしてきた経験がある人は多いと思います。僕自身もその一人です。

達成感や喜びは長持ちしない

しかし、ある時に気づきました。何かを達成すると、その時は達成感や喜びがあるけれど、そういう感情はあまり長持ちせず、「また次の目標を達成しないといけない」という気持ちが生まれてくることに。

仕事でベストセラーを出しても、また次もベストセラーを出さねばならない。これじゃあ、達成感や喜びは一瞬で、永遠にゴールのない追いかけっこをしているのではないか。

果たしてがんばって達成することは幸せなのか? そう気づいてしまって以降、考え方を大変換しました。

やっていることそのものが楽しい、うれしい、幸せだと思えることにできるだけ時間を割こうと決めたのです。

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