「絶対にかなわない」上司が持つ"3つの技術" モンスター級にデキる人たちの共通点

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その資産の質が落ちてくれば、決して見逃しません。状況を精査したうえで改善点を具体的に指摘し、進むべき方向性を示し、チャンスを与える。そして、自分の望むレベルにまで引き上げる、それがマネジメントのあるべき姿なのです。

できるボスはよく知っています。自分が責任を取らない状態で、部下のモチベーションが上がるはずがないこと、そして部下のモチベーションが上がらなければ、日々の仕事の結果を出せないことを。

真のグローバル化を達成するには

ここまで読んで、外資系企業の特殊なやり方だと思われた方もいらっしゃるかもしれません。しかし、外資系企業、日本企業の両方で働いた私はそうではないと思います。

近年、頻繁に耳にする「グローバル化」という言葉。私はその意味を単に、世界標準の仕事を取り入れることだけではない、と考えています。

日本のやり方や固定観念にとらわれず、相手のやり方に合わせて「柔軟」、かつ「合理的」な対応をするビジネスパーソンだけが、「真のグローバル化」を達成できると、これは外資系企業、日本企業の両方にいたからこそ、実感することです。

もし、これを読んでいる方が日本企業にいるとしたら、日本企業のよさに加えて、外資系企業から学べることは学ぶことから始めてみてはいかがでしょうか。

フラナガン 裕美子
ふらながん ゆみこ

1967年生まれ。津田塾大学英文学科卒業。スイス・ユニオン銀行を経て、バンカース・トラスト銀行から秘書のキャリアをスタート。以降、ドイツ証券、メリルリンチ証券、リーマン・ブラザ-ズ証券などの5つの外資系企業と日系企業で、日本人、アメリカ人、イギリス人、アイルランド人、スイス人、オーストラリア人、香港人、韓国人という8カ国のエグゼクティブをサポート。企業内の異文化コミュニケーションにまつわる、ありとあらゆるストレスを経験するも、ベストパフォーマンスを発揮しながら適応し、すべての上司に仕事を高く評価される。2012年、ノムラ・アジア・ホ-ルディング副会長付秘書のポジションで同社を退職し、独立。現在は、国際コミュニケーションのコンサルティングに従事している。

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