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川勝知事で話題「細川ガラシャ」壮絶な辞世の句 辞任の心情を問われて引用し、注目が集まる

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  • 真山 知幸 伝記作家、偉人研究家、芸術修士(MFA)
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戦のことはよくわからない。だけれども、細川家を守るためには、こんな汚い手に出る敵の手に落ちるわけにはいかない……玉はみなが避難するのを見届けると、残った小笠原少斎を呼び寄せて言った。

「あなたには、嫌な役回りをさせてしまうことになり、申し訳なく思っています」

少斎は言葉も出ず、ただ首を振るのみ。すでに屋敷中に火は放ってある。三成に自分の遺体を渡さないために、玉があらかじめ指示していたことだった。

細川ガラシャの辞世の句

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そして、最期に重要な任務が少斎には課せられていた。

「では、よろしく頼みますね」

少斎はうなずくと、泣きながら、玉の胸を槍で一突きにした。

すべては細川家にこれ以上の迷惑をかけないため……。キリシタンは自殺を禁じられているので、玉は少斎に自分の処刑を頼んでいたのだ。

「散りぬへき 時しりてこそ世の中の 花も花なれ 人も人なれ」

花は散る時を知ってこその花なのであり、人間もそうあらねばならない、今こそ散る時である――。

歌の作者は、細川ガラシャ。胸を突かれて意識が遠のくなか、ガラシャはあの日のきらびやかなパレードを思い出していたのかもしれない。

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