就活面接「名回答」より重要な失点回避のポイント 回答内容(言語情報)は7%しか影響しない?

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特に面接の第一声、「失礼いたします」の入室挨拶や、「○○大学△△学部から参りました、吉岡彩菜です。本日はよろしくお願いいたします」と名乗るシーンでは、声の大きさがあなたの第一印象に大きな影響を与えること必至です。

ここでしっかり声が出ていないと、着席してからの面接本番で、もっと声が出にくくなります。大きな声はプラス評価に働いてもマイナスになることはありません。ぜひしっかりと大きな声を出してください。

また、事前に回答を用意していることもあって、その内容を早く吐き出したい心理から、ついつい早口で話してしまう人が多いのです。

面接で一番大事なことは、覚えてきた回答を話し切ることではなく、面接官にきちんと情報を「伝える」ことです。そのためには、いつもよりも心持ちゆっくり話した方が効果的。そうすることで自分の心にもゆとりができ、落ち着いて回答できます。

「座る姿勢」は見られている

座る姿勢も、印象を大きく左右します。背もたれに背中をつけず、後ろ側約半分のスペースを余らせるように浅く座ります。足は、男性は腰幅に広げ、女性はくるぶしと膝をしっかりくっつけます。膝の角度は90度が基本です。

手は、男性は軽く握り、女性は組んで膝と足の付け根の間に置きます。肩の力を抜き、腕と胴体の間に卵一個分スペースが空くのが理想です。背筋を伸ばし胸を張ります。

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中谷 充宏 キャリアカウンセラー

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なかたに みつひろ / Mitsuhiro Nakatani

社労士、キャリアカウンセラー(キャリアコンサルタント)。NTTでSE、リクルーターを務めた後、1社で採用人事を含む経営企画を担当。2004年に独立開業。社労士として埼玉、東京を中心に中小企業の労務顧問を多数担い、2社の人事部長を任される等、現場最前線で人事労務コンサルを実践、労務問題と解決策を熟知。特に「モンスター社員」対策に精通。キャリアカウンセラーとして埼玉県教育委員会や自治体が運営する就労支援機関、4つの大学のキャリアセンターでの勤務を通じ就職支援実績が豊富。応募者と採用者の両面に精通する。NHK、読売新聞、マイナビ転職等マスコミ取材実績多数。著書に『面接官が本音で教える集団面接・GD完全対策マニュアル』、『20代~30代前半のための転職「面接」受かる答え方』(秀和システム)等がある。

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