地方創生「特徴ない田舎=人は来ない」は大誤解だ 「観光地なし、交通が不便」…本当に不可能!?

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観光庁の調査によれば、訪日外国人旅行者のうち、日本への旅行が2度目以降の外国人が約6割存在することがわかっています。

繰り返し日本を訪れる、いわゆる 「リピーター」はコロナ収束後増加傾向にあります。

「何もない」と思っている地方自治体にこそ勝機がある

訪日外国人旅行者のうち、日本への旅行が2度目以降の外国人が約6割存在する(グラフ『日本一わかりやすい地方創生の教科書 全く新しい 44の新手法&新常識』より)

最初の訪日のときは、「ゴールデンルート」と呼ばれる「東京─箱根(富士山)─京都」は外せないけれど、2度目、3度目になったら、いわゆる観光地と呼ばれるところよりも、人里離れた田舎のほうがいい。日本の古民家に滞在して里山風景に溶け込み、田舎料理を味わいたい─―。

そんな声が圧倒的であることを、このアンケートを通してはじめて知りました。

そこに、「『何もない』と思っている地方自治体に勝機がある」と感じたのです。

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