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キャリア・教育 #日本一わかりやすい地方創生の教科書 ――「地方創生3.0時代」の新常識&驚きの新手法

地方創生「特徴ない田舎=人は来ない」は大誤解だ 「観光地なし、交通が不便」…本当に不可能!?

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  • 鈴木 信吾 『日本一わかりやすい地方創生の教科書』著者・「テレワーク先駆者百選 総務大臣賞」受賞
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そのなかでよくありがちな勘違いのひとつが「『大きな産業』や『観光資源』がないと地方創生ができない」と思っていることです。

「都会から遠い」「交通が不便」「特徴のある産業がない」「観光資源も何もない」――。

日本にあるのは、このような地方自治体ばかりです。「大きな産業がない」「観光資源がない」というような考えが先行してしまい、どうしても諦めモードになってしまいがちです。

しかし、本当に何ひとつ特徴のない地方自治体に「地方創生」の可能性はないのでしょうか

日本を愛する外国人は「日本の田舎」に行きたがってる

「日本で行きたいところはどこですか?」外国人に聞いたら意外すぎる答え(出所:『日本一わかりやすい地方創生の教科書』より)

このアンケートデータの意味がおわかりでしょうか? 

これは、2023年に、パリ市内の日本食を出すカフェにやってくるお客さま50人を対象に行ったアンケートの結果です。

「日本で行きたいところはどこですか?」

日本食を好んで食べるくらい日本に対して興味と愛着がある人に対しての質問に、返ってきた答えは「1位東京、2位京都」。そこまでは想定内だったのですが、3位はなんと意外な答え――「田舎」でした。

3位には、いろいろなまちが乱立して、どこも似たりよったりの得票数です。総じていえば、3位は特定のまちを指すのではなくて、「日本の田舎」だったのです。

つまり、日本を愛する外国人は、東京と京都の次には、「どこでもいいから日本の田舎に行きたい」と思っているとも考えられるのです。

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【「観光庁」の調査でも明らかに】

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