一人で英語のアウトプット学習をするマル秘テク 頭で理解していても口に出して言うのは難しい
自分が言いたいことや思ったことを英語で伝えたいなら、実際に口を動かして練習をするしかありません。ひとりでもその練習ができる方法としてお勧めなのが“ひとりごとトレーニング”です。もしかしたら「英語が話せないと、ひとりごとだって言えない」と思うかもしれません。もちろんはじめから流暢につぶやくことができないのは当然です。ですから最初は、英単語を言ってみることからスタートです。
その後、知っているフレーズを言ってみる、自分の行動や動作を言ってみる、と少しずつレベルアップしましょう。
実際にやってみると、言い方がわからない場面に何度もぶつかると思います。そんなときは、本に載っているフレーズを参考にしたり、調べてメモをしたりすることを繰り返します。ひとりごとをつぶやくのはアウトプットですから、並行してインプットも必要です。地味な作業ですが、これが大事なインプットになります。
また、かんたんな文法で間違ってしまう自分にびっくりするかもしれません。わかっているはずの単純な文法なのに、口にすると間違ってしまうことはよくあります。でも、心配しないでください。その失敗は、誰も見ていません。それがひとりごとトレーニングのメリットでもあります。
ひとりごとトレーニングは、次の図のように進めます。本稿ではステップ03までを詳しく説明していきます。
目に入るものすべてを英語にしてみる
最初のステップとして、自分の身のまわりにあるものを英語で言ってみましょう。
「bed」「desk」「pair of socks」
最初はこのような英単語からスタートです。
今、まわりを見回して、目に入るものすべてを英語にすることができますか? もしもわからないものがあって、すぐに調べることができないなら、そのひっかかりとモヤモヤした気持ちを覚えておきましょう。なぜなら、解決できなかったモヤモヤは、その対象をまた見ることが思い出すきっかけになるからです。
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