希代の起業家が伝授「新規事業の成功」見極める技 その提案は多くの人の「痛み」に寄り添えているか
解決に値する「大きな問題」を見つける
まずは、問題を見つけることからはじめよう。解決に値するだけの問題、そして、解決できた場合には、よりよい世界になるような問題だ。
それから、「その問題を抱えているのは誰か?」を考えてみよう。
答えが「自分だけ」なら、その問題に取り組むのはやめておこう。解決に値しない問題だからだ。
地球上であなた1人しかその問題を抱えていないなら、精神科医に相談するほうがいい。そのほうが、スタートアップを立ち上げるより、ずっと安くすむ(しかも、おそらく早く解決できる)。
一方、その問題を抱えている人がたくさんいるなら、その人たちのところへ行って話を聞き、問題をどのように「認識」しているのかを理解しよう。解決策を作るのは、それからだ。

















