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50年前、実際に発信「宇宙人向けメッセージ」の中身 パラボラアンテナから電波で発信、返事はきた?

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  • 平松 正顕 国立天文台 台長特別補佐、天文情報センター 周波数資源保護室 講師
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メッセージの1ページ目に入れられたのは、なんとバイナリコードと普通に私たちが使っている10進法の数字の変換について。その後、足し算と引き算、指数関数のグラフなど算数の内容が続きます。

バイナリコードを解読できる知性があれば10進法も理解できるだろうし、それが理解できればその後に続くメッセージの内容も理解しやすいだろう、という研究者たちの最大限の親切心の現れでしょうか。

算数の後には、水素原子が出す光のスペクトル、DNAの構造、人間の形、太陽と惑星の大きさ、世界地図、地形の説明などが続きます。メッセージを受け取った相手が地球に連絡を取りたいときのために、地球が天の川銀河のどこにあってどの周波数で待ち構えているかという情報も盛り込みます。

ちょっと欲張りすぎな気がしますが、大丈夫なのでしょうか。

考案者が同僚に見せたら、大半がわからなかった

アレシボメッセージを考案した地球外知的生命探査の先駆者であるフランク・ドレイクさんは、実際に宇宙に信号を送る前にノーベル賞受賞者を含む同僚たちに信号を見せてみました。

ところが、バイナリコードが画像になっていることに気づいたのはたったひとり、内容が理解できた人はひとりもいなかったそうです。このメッセージを受け取る宇宙人は、よほど知性が発達していなくてはいけません。

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