IT企業から独立したエンジニアに起きた「悲劇」 フリーランスには様々なリスクがつきまとう
会社員時代のように、毎月の給料から引いてもらえるわけでもないので、突然やってくる支払い通知にびっくりしてしまう方も多いようです。
このときに手持ちのお金を用意しておかないと、支払いができず、最悪の場合そのまま廃業ということにもなりかねないのです。
フリーランスには様々なリスクがつきまとう
これ以外にも、フリーランスになると、様々なリスクが付きまといます。
こういうことを想定しておき、できるのであれば会社員のときからしっかりと準備を進めておくことが重要になってくるかと思います。
■不慮の事故や病気で仕事ができなくなったとき
定年を迎える前であっても、不慮の事故や病気で仕事を続けることができなくなることはあります。サラリーマンであれば傷病手当金の支給もあるでしょうし、勤務中のけがや疾病で一定の基準を満たせば「公傷病休暇」が認められ、休業中の収入なども補償されますが、フリーランスの場合、基本的にこうした補償制度はありません。
仕事を休んでしまえばとたんに収入がなくなりますし、しばらく休んでから仕事を再開したとしても、今までやっていた仕事にそのまま復帰できるとも限らないのです。
これはフリーランスにとって大きなリスクになります。
■取引先倒産のリスク
取引先数が1社という場合も少なくありません。しかし、その頼みの綱が倒産した場合、共倒れとなるリスクがあります。
■従業員退職のリスク
店をやっていたり、会社経営で人を雇っている場合、意外と深刻な影響を及ぼすのが、有能な従業員の突然の退職です。または病気や怪我での突然の長期欠勤。一時的に経営者や他の人がバックアップできるように、経営者や幹部は最低限の現場の仕事を忘れないようにする必要があります。
■災害のリスク
これはある意味で避けようがありませんが、警備保障会社を活用するとか、常に備蓄をするとか、できることはしておく必要があります。
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