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変貌を遂げた日立は何でどのくらい稼いでいるか 5年株価上昇率はソニーを抜いて電機業界トップ

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数字で見るこの10年の変貌と現在地。

複数のグラフと虫眼鏡
(写真:makaron* / PIXTA)

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史上最大の赤字を機に聖域なき改革を徹底。グローバル、デジタル、ガバナンスの面で、もはや“伝統的日本企業”とは呼べないほどの変貌を遂げた日立製作所。
日本企業は日立から何を学ぶべきか。『週刊東洋経済』3月9日号の第1特集は「シン・日立に学べ」
週刊東洋経済 2024年3/9号(シン・日立に学べ) [雑誌]
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この10年間で日立製作所は大きく変わった。

海外売上比率は6割を突破。従業員数も日本より海外のほうが多くなった。生産設備・建物(有形固定資産)の総資産比率は下がり、ソフトウェアなど無形固定資産の比率が上昇。モノからサービスへのシフトが進む。

売上高構成の3割以上を入れ替えた事業構造改革で、収益性は着実に改善。株価はこの5年間で約3.5倍に上昇した。現在の事業構成は「ITシステム」「鉄道・電力」「機械」の3セグメント。目立つ赤字はなく、バランスよく稼いでいる。

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