そんな駅前広場に立って駅舎をみると、線路の上でブツリと途切れた跨線橋(の残骸)があった。いったい、これはなんなのか。
「2014年まで使われていた古い跨線橋で、西口の杉戸工場も跨いでいたんです。いまは駅の倉庫として使っています。この風景も貴重と言えば貴重かもしれませんね」(神崎駅長)

杉戸工場時代の転てつ機。神崎駅長の後ろには途切れた旧跨線橋(撮影:鼠入昌史)
旧跨線橋の内部は?
神崎駅長の案内で、特別に旧跨線橋の中に入らせてもらった。2014年まで使われていたので、旧跨線橋の中もまだまだキレイだ。東口にあるドトールコーヒーの看板もそのままに残っていた。こうして少しずつ、駅というものは姿を変えてゆくのだろう。

旧跨線橋の内部は、現役時代のままの雰囲気が残されていた。まるで時が止まったかのように……というほど昔のことではない(撮影:鼠入昌史)
トピックボードAD
有料会員限定記事
鉄道最前線の人気記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら