会計が誰にでも理解できる「2つのパズル」とは これだけ知っておけば会社経営ができる

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『コンサルタントの父が大学生の娘に教えるシンプルな会計』P.35より

:例えばこのBS(貸借対照表)をブロックパズルにすると、こうなるよ。資産と負債、純資産の3つの要素だけ。数字は仮に入れてみたものだけど。

『コンサルタントの父が大学生の娘に教えるシンプルな会計』P.41より

:えっ、あのゴチャゴチャした表が、これ?

:そう、スッキリしたでしょ? もう1つ、PL(損益計算書)をブロックパズルにすると、こんな風になる。売上と費用、利益の3つの要素だけ。数字は仮に入れてみた。

『コンサルタントの父が大学生の娘に教えるシンプルな会計』P.41より

:えっ、これ、両方とも3つの要素しかないってこと?

:そういうこと。

複雑に見えて、実はシンプル

:なあんだ。あんなにゴチャゴチャと難しい言葉が並んでたけど、この3つを説明してたってことなんだ。シンプルだね。

:ホント、なあんだって感じでしょ? PLは、要は企業のお小遣い帳で、『どれだけ儲かってるの?』を表してるんだ。それで、今持っている資産がBSで『どれだけお金や資産を持ってるの?』ってこと。

ユキもお年玉やお祝いを貯金してるよね。BSの右側は、『よそからの借入』や『本業の利益』など、どこからお金を調達したかの『実態』を表す。そして左側は、『現預金』『在庫』『車』などのように、調達したお金をどんな形で保有しているかの『表現方法』を表しているんだ。

:お小遣い帳よりは複雑だね!

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