会計が誰にでも理解できる「2つのパズル」とは これだけ知っておけば会社経営ができる
父:例えばこのBS(貸借対照表)をブロックパズルにすると、こうなるよ。資産と負債、純資産の3つの要素だけ。数字は仮に入れてみたものだけど。
娘:えっ、あのゴチャゴチャした表が、これ?
父:そう、スッキリしたでしょ? もう1つ、PL(損益計算書)をブロックパズルにすると、こんな風になる。売上と費用、利益の3つの要素だけ。数字は仮に入れてみた。
娘:えっ、これ、両方とも3つの要素しかないってこと?
父:そういうこと。
複雑に見えて、実はシンプル
娘:なあんだ。あんなにゴチャゴチャと難しい言葉が並んでたけど、この3つを説明してたってことなんだ。シンプルだね。
父:ホント、なあんだって感じでしょ? PLは、要は企業のお小遣い帳で、『どれだけ儲かってるの?』を表してるんだ。それで、今持っている資産がBSで『どれだけお金や資産を持ってるの?』ってこと。
ユキもお年玉やお祝いを貯金してるよね。BSの右側は、『よそからの借入』や『本業の利益』など、どこからお金を調達したかの『実態』を表す。そして左側は、『現預金』『在庫』『車』などのように、調達したお金をどんな形で保有しているかの『表現方法』を表しているんだ。
娘:お小遣い帳よりは複雑だね!
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