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会計が誰にでも理解できる「2つのパズル」とは これだけ知っておけば会社経営ができる

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  • 和仁 達也 ワニマネジメントコンサルティング代表取締役
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ところで、「売上と利益、どちらが大事なのか?」と考える中小企業の経営者の方は少なくありません。どちらも大事ですが、利益をより増やすことが企業にとっての命題になります。

なぜなら、利益は企業の未来につながるお金だからです。

たとえば、コロナ禍で売上が激減した企業は多くありました。

それでも、今までの利益が会社に残っていれば、苦しくても何とかしのげたはずです。利益は苦しい時期の命綱になるということです。

売上と利益のどちらが大事なのか

また、新たに事業を始めたい、支店や店舗を増やしたいなどの積極的な展開をしたいときも、過去に積み立ててきた利益からお金を出すことになります。

いくら売上が過去最高だったとしても、利益が残ってないなら、新たな投資もできません。目先のお金の流れだけで「この商品は爆売れしてるから、ガンガン店を増やそう!」などと判断したら、落とし穴にはまってしまうでしょう。

たとえば、販売費用などはゼロとして考えると、1個100円で仕入れたリンゴを110円で100個売ると、売上は1万1000円で利益は1000円になります。もし1個100円のリンゴを1個1000円で5個売ったらどうなるでしょう? 売上は5000円、利益は4500円です。

『コンサルタントの父が大学生の娘に教えるシンプルな会計』P.47より

この例で、売上と利益のどちらが大事なのか、わかるのではないでしょうか。会社を長く存続させるためには、利益がどれぐらいあるかが重要になるのです。

『コンサルタントの父が大学生の娘に教えるシンプルな会計』(かんき出版)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

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