バーガーキング「増やそう」施策が秀逸すぎる理由 街のスキマを見つけるトレンドにマッチしている
巧みなPR戦略と、それを支える品質と価格
とはいえ、バーガーキングは、こうした飛び道具的なPR戦略だけを行っているのではない。このような施策が功を奏するのも、地に足のついた製品の良質さがあってのことである。
その点、バーガーキングは、日本上陸当初から話題であった「ワッパー」の大きさや、一般のハンバーガーチェーンではあまり見られない直火焼きによるパティの製造など、品質や製品へのこだわりも忘れていない。
また、近年マクドナルドが値上げを繰り返す中で、当初は「割高」といわれていたバーガーキングの製品も他のハンバーガーチェーンと価格的な勝負ができるようにもなってきた。独特なPR戦略を支えるその他の施策も十分揃ってきているのだ。
2月5日からはじまる「バーガーキングを増やそう」キャンペーン。これによって、バーガーキングの店舗は、日本のハンバーガー界にどのような影響を及ぼしていくのだろうか。
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