ひろゆき「メンタルを安定に保つ最強の思考法」 自分を俯瞰して考えるスキルを磨こう

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一、二度試してみて、どうしてもストレスが悪化するのであれば、あとでお伝えする別の方法を検討してください。

「イヤな記憶」に対する僕の対処法は簡単で、あえて何度もそのことを思い出すようにするというもの。

たとえば、電車の中で足を踏まれて、なおかつ怒鳴られるなんて理不尽な目に遭ったら、すごくムカつきますよね。

だけど、それを何度も何度も思い出していると、そのうち何も感じなくなる。人間の脳は、同じ刺激に慣れる性質がありますから(繰り返しますが、何度思い出しても慣れない人は、無理に思い出そうとはしないでください)。

「イヤな記憶」をあえて何度も思い出す

足を踏まれて怒鳴られた時、自分ははたしてどうすればよかったのか。こっちも怒鳴り返してやったら、すっきりしたのか。

でも、そんなことをすればさらにもめてもっとイヤな気分になっていたかもしれない。いや、やっぱり怒鳴り返すべきだったのか。でも現実にはそうしなかったし、今さらどうしようもない。じゃあ、やらなかった過去の自分が悪いのか。だけど、自分に非がないのに、なぜ自分を責めなければいけないのか……。

こんなことを繰り返し考えていると、僕はどうでもよくなってきちゃうんですね。

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