自分の事が「もっと好きになる」8つの小さな習慣 名門女子校の校長が日々心がけている暮らし方

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身近な植物と対話する

私の朝は、ガジュマル、ハイビスカス、ブーゲンビリアなどの南国植物や観葉植物、鉢植えの花々との対話からはじまります。

「おはよう、今日も元気でいてくれてありがとう」「あら、水をやりすぎた。ごめんなさい」「花びらが散ってしまった。これまでありがとう」など、葉や花の様子を見て心の中で声をかけながら、必要に応じて水をやります。つぼみが開くと、疲れていてもほっこりして笑顔になります。

以前は枯らしてばかりだったので、できるだけ育てやすい観葉植物から再チャレンジしました。枯れる原因は、水のやりすぎです。人間と同じで、むやみに与えればいいというわけではなく、対象の個性を見極めることが大切なのだと学びました。

私たちは、本当は大いなる存在に見守られています。しかし、悩みや心配事にしか目線が合っていないと、その恩恵を見逃してしまいます。自然の恵みを思い出し、視点を変えるためにも大切にしている朝の習慣です。

ベランダや庭で花や野菜を育てたり、キッチンでミニ野菜を栽培したりするのもおすすめです。

誰かにケアしてもらう時間を

髪を整える

2、3カ月に一度、美容院で髪を整えていただく時間は、ゆったりと落ち着いて、またリラックスできるぜいたくな時間です。

以前は美容院に行く時間も惜しく、髪は半年近く伸び放題だったこともありました。しかし今、人になにかをやっていただくこと、リフレッシュすることの大切さを改めて感じています。

ヘアスタイルを変えて気分を一新させ、自分を元気づけることができるのも、美容院ならではのよさです。

美容院での何気ない会話も、楽しみのひとつ。以前担当していただいた美容師さんは近所のグルメ情報をいつも楽しそうに教えてくださるので、聞いている私までうれしくなったものです。

美容院に限らず、しがらみや損得勘定なしに楽しいひとときを分かち合える方々との会話や出会いもまた、元気をくれます。

とくに、ほかの誰かの世話はしても、自分自身が誰かにケアしてもらう機会が少ない私たち女性にとって、このような機会は貴重です。美容院やマッサージなどで、人の力を借りて自分を癒やしたり整えたりする時間を作るのも、自分を愛することにつながります。

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