名門女子校校長の「品格ある生き方」のための教え ニュースキャスター国谷裕子さんこそがお手本

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どんなに見た目をきれいに着飾っていても、品格がなければ台無しとなってしまいます(写真:sasaki106/PIXTA)
人によい印象を与えられると人生は180度変わります。どんなによい見た目でも品格がなければ、その人の残念な部分が際立ってしまうでしょう。
では、どうしたら品格を身につけられるのでしょうか。名門女子校、ノートルダム清心中・高等学校校長の神垣しおりさんに、今からでも遅くない、品格の身につけ方をその定義とともにご紹介いただきました(神垣さんの著書『逃げられる人になりなさい』を一部抜粋し、お届けします)。

相手を思いやることが「品格」

皆さんは品格とは、なんだと思われますか。立ち居振る舞い、言葉遣いがきれいである。育ちがよい人がもっているもの。いろいろなお考えがあるかと思います。

私は、筋の一本通った生き方から醸し出される雰囲気。その人の人生の奥深いところからにじみ出る優雅さや風格。

そのようなものを品格ととらえています。

もう少し詳しく申し上げるとしたら、相手を思い、大切にする気持ち。内側からにじみ出る気品や美意識。凛として落ち着いた物腰やお互いを気持ちよくさせる所作。そして、優しく自分と他者をつなぐことのできるコミュニケーション力。

そんな特徴が浮かんできます。

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