自分の事が「もっと好きになる」8つの小さな習慣 名門女子校の校長が日々心がけている暮らし方

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面倒なことは楽しむスイッチを入れる

たまった洗い物を前にすると、誰もが思わずため息をつきたくなるのではないでしょうか。億劫な気持ちを変えるために、スイッチを入れる方法を考えました。

気分の切り替えに役立つのが、流し台の前に置いている足つぼマットです。足つぼマットに乗ると足裏を刺激され、自然に気分がシャキッとします。

次に目を閉じてフーッと息を吐き、呼吸を整え、「さあ、きれいにしましょう」「よし、今から洗いますよ」と声をかけて洗いはじめます。洗っている間は、腹式呼吸を意識することも忘れません。

また、友人の海外土産でもらって以来、柄つきのスポンジを愛用し、少しでも片づけの時間が楽しくなるようにしています。

面倒だと思うのか、「さあ、やろう」と思うのかで、同じ時間が変わってくるので不思議です。

時間の流れやリズムを変える

手のケアで心も愛でる

肌が弱いので、手をケアするためにハンドクリームは欠かせません。作業の手を止めて、自分の肌の感触を確かめながらクリームを塗る。そんなちょっとした行為が、時間の流れやリズムを変えるのに役立ちます。とくに、よい香りのハンドクリームを使うと、香りの力で癒やされます。

女性は、アルコール消毒や手洗い、水仕事で手が荒れがちですから、こまめなケアは自分をいたわるひとつの身近な方法だと感じます。

食べ物から幸せをいただく

私にとってなによりの気分転換が、外食です。

普段はいいことがあったときに、ごほうびとして好きなものを食べるのかもしれません。しかし、私は気分が落ち込むと、普段がんばっている自分へのごほうびとして外食します。

とくに好きなのが、広島県民のソウルフードであるお好み焼きです。忙しさもあってひんぱんには行けないのですが、そのぶん外食やテイクアウトする際には、プロの技に感謝しながらいただいています。

家では、お気に入りの冷凍ナンをストックしておき、トースターでフワッと焼けたナンの甘さに幸せを感じています。「あぁ、おいしい」と噛みしめながら好きなものをいただく。そんな小さな幸せが元気をくれます。

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