電車で痴漢にあったら「SOSボタン」押していいのか 受験シーズン迎えて鉄道各社は対策本格化

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車内で痴漢行為が発生した場合においても躊躇なく扱っていただきたいです。車内のSOSボタンを周知するために、ボタンの下に『非常の場合は上の赤いボタンを押して乗務員に通報して下さい。』との表記のシールを添付しています。

東京メトロも「躊躇なく車内非常通報装置のご利用を」

他の鉄道会社でも、痴漢被害や迷惑行為を見かけた際、SOSボタン(各社で呼称は異なる)を押すことをすすめている。

東京都交通局の公式サイトには、痴漢を目撃したときに「助ける方法」として、次のように説明している。

「都営地下鉄及び日暮里・舎人ライナーの車内には、非常通報器が設置されています。通報ボタンを押すと、乗務員または指令員と通話することができます。痴漢等の行為を目撃したことをお伝えください。(通報ボタンを押しただけでは列車は停まりません)」

また、東京メトロも「車内で迷惑行為や急病人を発見した場合はどのようにすればいいですか」という乗客からの問い合わせに対して、公式サイトで次のように回答している。

「車内にて急病のお客様や迷惑行為をみかけた際には、お近くの駅係員・警備員等にお知らせいただくか、東京メトロ線の各車両に『車内非常通報装置』という乗務員と通話ができる装置が設置してあります。躊躇なくご利用いただき乗務員にお知らせ下さい」
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