仕事は基本的にチームプレーですので、一人だけで完結するということはありません。
そんな中で、お互いのやりたいこと(=モチベーションの源泉)を知っておくことは双方にとってメリットがあるはずです。
また、知ってもらう、理解してもらうということは、周りから背中を押してもらえる、協力をしてもらえる、励ましてもらえるなど、モチベーションを復活することにもつながります。
しかし、なぜ「周囲の人はあなたが何をやりたいのかを知らない」のでしょうか?
「やりたいこと」を知る機会がない
このような状況が生まれている原因は、シンプルにお互いのやりたいことを知る機会がないことが挙げられます。
職場の心理的安全性が低い場合では、個人のやりたいことを無視してくる、関心を持たない上司などがいる、だから機会があって言い合えないということももちろんあります。
そんな場合は、すぐにその環境を離れることもおすすめしますが、私が人事コンサルタントとして260社以上の会社組織を見てきた中では、単純に機会がない故に、相互理解が進んでいないことがほとんどでした。
会社の制度として1on1を増やす、懇親会を増やすなども、もちろん対応としては悪くありませんが、年始はそんな制度に頼らずとも相互理解をするチャンスです。
相互理解のきっかけとなる会話をご紹介します。
この質問は年始だからこそ恥ずかしさを排除して自然と聞くことができます。
また、目標やテーマなどあえてざっくりした質問で、限定していないため、多面的に相手のことを理解することにもつながります。
優秀な人ほど言語化もできているので、熱量高く話を聞くこともできます。
また、聞く相手があなたの憧れの人やいつか一緒に仕事をしたい人の場合は、そこからより深い関係を構築するチャンスです。
もちろん単に同調するだけや、ヨイショするだけでは意味がありません。
大事なのは、
② 目標に乗っかる姿勢を示し、それが相手にとってメリットがあることを示す
③ 具体的にどんなことができそうか、タイミングを見て、提示する
①だけの方が大半で、②までやれている方も少なく、ましてや③までできている方はほとんどいません。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら