牛丼に次ぐ人気を誇るのが、から揚げ。牛丼に次ぐ第2の柱となるべく注力しているメニューでもあり、順調に人気を広げているようです。そのほか、週4日以上もリピートする人が多いという朝食メニューや季節限定の「牛すき鍋膳」など、脇を固めるメニュー群も豊富な点が特徴といえるでしょう。鰻重も、その1つです。
驚くほどのボリュームで「でかい・厚い・うまい」
実際に鰻重を食べてみました。注文したのは、鰻とともに吉野家の代名詞である牛肉も楽しめる鰻重牛小鉢セットです。店舗を訪問したのは午後1時ごろ。店内はテークアウトの受け取り待ちをする人や、店内飲食の人でほぼ満席でしたが、5分ほどで提供されました。
まず目を引くのが、お重の上にドンと乗った鰻の大きさ。鰻重や鰻重牛小鉢セットには一枚盛りだけでなく二枚盛りもありますが、一枚盛りでも十分お腹いっぱいになりそうな大きさです。箸で持ち上げて一口食べると、断面の大きさにも驚かされます。平面のサイズだけでなく、しっかりとした厚みもある鰻でした。
箸を入れたときの柔らかさはありますが、身持ちが悪いことはまったくありません。関東風の蒸し焼きで、ふっくらと仕上がっています。タレもよくなじんでおり、どんどんとご飯が進みます。気づけば鰻を残してあっという間にご飯がなくなっていました。
鰻重を食べる機会はそう多くありませんが、ご飯が余ることこそあれ、鰻が余ることはなかなか珍しいのではないでしょうか。1000円少々で、これほど大きな鰻を食べられることに衝撃を覚えました。
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