「ツレうつ」作者が伝授、「生きづらさ」軽くするコツ 自分が嫌いな人にしてほしい「自分を認める練習」
「自分をほめることなんてできない」
「私は自分がとても嫌い」
という人がいます。私もずっとそうでした。
世の中で一番嫌いなのは私。
自分は最悪で最低な人間だと思っていました。
どうして自分をそういうふうに思ってしまうのか。
ひとつは親(主に母親)にそう言われて育ってきたから、
というのがあります。
もうひとつは自分がゼロヒャク思考で、
物事を黒か白かで判断してしまう癖があるというのもあります。
そういう自分を変えたくていろんなことをしてきましたが、
無理でした。
そんなとき精神科医の水島広子先生と出会って、
「今の自分を認めない限り前には進めない」と言われたことで、
自分を認める練習をはじめました。
その練習のひとつとしてやったのが「友だち日記」です。
この「友だち日記」は水島広子先生と共著で作った『生きづらい毎日に それでいい。実践ノート』(創元社)がもとになっています。
私の日記を読んでみて、
「こんなときにこんなことを書くとよさそう」
という参考にしてもらえたらと思います。
いつも自分に寄り添ってくれるココロの友だち、
「ココ友」を眺めているだけでも元気がでると思います。
みなさんの助けになれたらうれしいです。(第2回に続く)
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