ゼンショー「最大500億円増資」で破竹の勢い続くか 日本初の外食ジャイアントの海外戦略とは?

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アジア、アメリカ、南米など、世界各地に進出を緩めないさまは、外食チェーンならびに、日本企業のお手本ともいえるだろう。以前に店舗人材の面で世間を騒がせたことがあったため、人材育成にも力を入れている。

そこで、最新の決算状況から、さらにM&Aを加速するさままでを見ていこう。

中間決算の状況

コロナが明け、大きく業績が回復している(出所:ゼンショーホールディングスの決算資料)

そこで先日、発表されたばかりの中間決算発表(2024年3月期 第2四半期)を見てみよう。

・売上高:4526億円(前年同期比+20.5%)
・経常利益:244億円(前年同期比+78%)

上記のとおり好調だった。通期の決算報告も対前年比で順調に伸びている。

・売上高:9600億円(前年同期比+23.1%)
・経常利益:480億円(前年同期比+70.9%)

なお、まだとくに日本ではコロナ禍が完全に収束していないなか、ロシア・ウクライナ戦争の長期化、イスラエル・ハマス戦争の不透明さ……等による原材料価格の高止まりなど、外食産業全体としては、明るいニュースばかりではない。

しかし、そのなかで世界に展開するゼンショーホールディングスは善戦している。

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