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Z世代が「流行しているもの」より関心があること かつての若者とはまったく違う価値観がある

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  • 林 裕之 野村総合研究所 コンサルティング事業本部 マーケティングサイエンスコンサルティング部 シニアコンサルタント
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そのためマネジメントの教科書にも載っていそうな話だが、部下のモチベーションアップのために、褒める場合はみんなの前で行い、叱る場合は個別に行うべき、といったことはZ世代には通用しない可能性がある。通用しないばかりか、みんなの前で褒めたばかりに心が離れていく恐れもあるので注意が必要だ。Z世代は仲間内での協調が心の安定につながり、何より重要である。

マーケティングのカギ握る「推し活」

それでは、マーケティングにおいてZ世代に効率的・効果的に訴求する方法は何だろうか。そのヒントは「推し活」にある。推し活とは、自分が好きなアイドルや俳優、キャラクターなどをさまざまな形で「推す」、つまり応援することである。

アイドルや俳優、アーティストが代表的であるが、声優や芸人、アスリート、アニメやゲームのキャラクターも、推し活の対象に入る。

推しが出ている作品の鑑賞や購入、推しのゆかりの地を巡る「聖地巡礼」を行うことやSNSやブログなどで発信することを熱心に行っている。また、それがきっかけとなり、推し活を楽しむ仲間ができてしまうほどである。

全員が全員とも推し活と言われるほどエネルギッシュなことをしているわけではないが、仲間内での「好き」を大事にするZ世代においては1つのコミュニティの中で、仲間と共感できたり、盛り上がることのできるネタは周りから興味を持ってもらえる内容となりえる。

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