伸びる子になる「アウトプット勉強法」の超秘訣 小学生から始める、理解と記憶の定着を進めるコツ

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このようなアウトプット型とインプット型の勉強効果の違いについては、アメリカ国立訓練研究所から出されたラーニングピラミッドという学習モデルでも明確に示されています。このモデルでは勉強法を7つの階層に分けて序列をつけています。

効果のある勉強法3番目までが、すべてアウトプット型

それによると、1番大きな効果があるのが「他の人に教える」で、2番目が「自分で体験する・練習する」、3番目が「それについて議論する」です。お気づきのように、これらの3つはすべてアウトプット型の勉強です。

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そして、その3つに続いてようやくインプット型の勉強がランクインします。つまり、4番目が「実演を見る」、5番目が「視聴覚を使って学ぶ」、6番目が「読書」、7番目が「講義」という順番です。

要するに、耳で講義を聴いたり、目で読書したりするだけの受動的でインプットだけの勉強よりも、人に教えたり、自分で体験や練習、つまり体を使ってやってみたり、あるいは人と議論したりするほうが身につくということをアメリカ国立訓練研究所も認めているということです。

ですから、このアウトプット勉強法は本当にお薦めです。ぜひ、日頃から取り組んでください。そして、ぜひとも、子どもたちにもやらせてあげてください。

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親野 智可等 教育評論家

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おやの ちから / Chikara Oyano

長年の教師経験をもとにメールマガジン「親力で決まる子供の将来」を発行。読者数は4万5000人を超え、教育系メルマガとして最大規模を誇る。『「自分でグングン伸びる子」が育つ親の習慣』など、ベストセラー多数。人気マンガ「ドラゴン桜」の指南役としても知られる。全国各地の小・中学校、幼稚園・保育園のPTA、市町村の教育講演会でも大人気。ブログ「親力講座」もぞくぞく更新中。講演のお問い合わせとメルマガ登録は公式サイトから。Xで毎日発信中。

 

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