「内村と○○の会」に見るTBSバラエティーの強み 一貫した軸がありつつバラエティーに富む内容

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内村光良 ウッチャンナンチャン
集まれ!内村と◯◯の会、一文字の会でマツケンサンバⅡを踊るシーン(写真:番組公式サイトより)

ある共通点を持つ芸能人たちが集ってロケを敢行する特番『集まれ!内村と◯◯の会』(TBS系)が11月8日に放送された。

これまで「山の会」「川の会」「カタカナの会」「数字の会」など共通する文字が入る芸名の企画で好評を博したが、第4弾となる今回は「一文字の会」「勝手にサザンの会」「青春の会」と若干趣向を変えていたのが新鮮だった。

個人的に印象深かったのが「勝手にサザンの会」。サザンオールスターズの大ファンを公言する芸能人グループ2組が、CDラジカセを片手にゆかりの地を巡るというものだ。

サザンゆかりの地を巡る

1組目は、さまぁ~ず・三村マサカズと霜降り明星・せいや。サザンがレコーディングに利用しているビクタースタジオや桑田佳祐の出身大学・青山学院大学に足を運んだ後、大黒埠頭付近やシーガーディアンなど「LOVE AFFAIR~秘密のデート」の聖地へ。

東京から横浜に移動する車中で、せいやが自身の結婚にサザンが関係していた話を、三村が不遇の時代にカラオケで「TSUNAMI」を歌って号泣したエピソードを語るシーンが胸に沁みた。

もう1組、出川哲朗、秋元真夏、堀未央奈のグループは、湘南エリアを中心とするスポットを訪問。由比ガ浜、御霊神社、サザンビーチちがさき、えぼし岩……と続き、最後に夕暮れ時の茅ヶ崎公園野球場で「旅姿六人衆」を聴きながら頬を濡らし、曲が終わると「もう1回かけて、もう1回」とリピートをせがむ出川の姿にほっこりした。

『内村と◯◯の会』は、そもそも2014年8月に放送された同局の『6人の村人!全員集合』に端を発している。

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