「内村さまぁ~ず」復活!3人が築いた偉大な功績 さまぁ~ずと内村光良がこれまで歩んできた道
2022年10月に16年の歴史に幕を閉じたバラエティー番組『内村さまぁ~ず』が、今年2月から新シリーズ『内さまワールド』となって復活する。
配信媒体は、Amazon Prime VideoからNetflixへと移行。今月12日より歴代エピソードの中からディレクターズセレクション10話が配信されている。
そもそもさまぁ~ずの2人が、ウッチャンナンチャン・内村光良と飲みに行く口実のために始まった同番組。仲の良い3人がゲストを司会者として迎え、ゆるく展開していきながら視聴者を引き込んでいく空気感が何よりの魅力だ。
今改めて見返すと、感慨深いものがある。「おしゃべりクソ野郎!」で再ブレークした有吉弘行の単独シークレットライブをプロデュースしたり、ダチョウ俱楽部・上島竜兵が人に見せるほどでもない「かくしていた芸大会」を開催したり、Mー1グランプリで準優勝して間もない頃のオードリーの可能性を模索したりしている。
どのゲストも安心した表情を浮かべ、伸び伸びと番組に向かう姿が印象的だ。それは、間違いなく内村とさまぁ~ずに対する信頼感によるものだろう。どんなにスベっても、どんなにくだらなくても、3人はケラケラと笑い続ける。それが心底楽しそうなのだ。
『内村プロデュース』から続く相性の良さ
2組が特別な関係性を築いたのは、2000年4月にスタートした『内村プロデュース』(テレビ朝日系)だったと記憶する。
当初、内村の弟分的な位置づけでふかわりょうのみが出演していたが、途中からさまぁ~ず・三村が登場。その後、若手や中堅の芸人が多数出演するようになり、クイズの体をとった大喜利や即興コントなどのコーナーをメインとする方向性へと移っていった。
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