トリキバーガー「500円モーニング」が予想以上の朝 渋谷の店舗が閉店も…超魅力的な実力派だった

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白パンは水分量が多いため、日持ちの問題や、管理の難しさなどはあると思いますが、「トリキバーガー」での取り扱いを継続してほしい。できることなら、他店でも取り扱いを開始してほしい……そんなふうに願わずにはいられない、贅沢なお味でした。

トリキバーガーはおいしさ・安さで地元民に人気の店になっていた

「トリキバーガー」は、2021年8月に東京都大井町にて創業しました。当時は「あの鳥貴族がハンバーガー店をはじめたぞ!」と大いに話題になり、テレビのニュースやWebメディアなどでも盛んに取り上げられました。

鳥貴族と同じイメージカラー、赤と黄色のロゴマーク(筆者撮影)

その半年後、2022年3月には、冒頭で触れたように2号店を渋谷井の頭通りにオープン。このままどんどん店舗数を増やしていくのかと思っていたのですが、今年8月に京都伏見に3号店を出店したものの、なんと2号店は明後日の2023年11月20日をもって閉店することが決定しました。

当記事の取材に、大井町店を訪れたのは日曜の朝9時。50席ほどあるイートインスペースの利用客は、来店時には15人ほどだったのが、じわじわと席が埋まっていき、10時すぎにはほぼ満席になっていました。

羽の生えたハンバーガーのイラスト中央には、お馴染みのキャラクタートリッキーが描かれていました(筆者撮影)

家族連れやカップル、1人で本を読む高齢男性、ノートパソコンで仕事をしている中年男性、参考書を開き勉強している若い女性など、年齢層や性別、利用人数はバラバラながら、どうやらほとんどが地元民で、「トリキバーガー」で長居するのを目的にこの店にやってきているようです。

つまりは、おいしさと安さで、地元民にはしっかりと受け入れられていました。

渋谷井の頭通り店閉店後は、モーニングメニューは大井町店のみの販売となります。値段は安く、サービスはお得で、味も文句なし。「トリキバーガー」の白いバンズを使用したモーニングが食べられるのが日本で1店舗だけなのはもったいなすぎます。ここからの店舗拡大、快進撃を強く願わずにはいられません。

編集部注:本記事に登場するメニューの価格は、すべて取材時点のものです。昨今の円安、原材料高騰などの影響を受けて価格が改定されている可能性があります。また、店舗によってモーニングの値段・内容は異なる場合があります。
チェーン店最強モーニング
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大木奈 ハル子 ブロガー・ライター

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おおきな はるこ / Haruko Ookina

40代のサブカル好き主婦ブロガー・ライター。東京都港区の、狭くて古い(30平米築50年)ボロマンション在住のミニマリストで、夫と猫と同居中。趣味はチェーン店の朝メニュー食べ歩き、特技は節約とDIY。日本聴導犬協会の、子犬預かりボランティア活動中。著書に『台所図鑑』(大和書房)がある。テレビ出演は『THE TIME,』(TBS系)など。『東洋経済オンラインアワード2023 クリエイティブ賞』受賞。アメブロ公式ブロガー。
アメブロ:https://ameblo.jp/1room2live/
朝メニューブログ:https://865.games/
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