日本の「バブル」がはじけるとき 日本版リーマンショックは本当に来ないのか

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うーむ、よりによってこの絶不調の時にダービーが回ってくるというのは、幸運というべきか、不幸と言うべきか・・・・。

しかも、本命にしたいドゥラメンテはとっても予測が難しい、あのエアグルーブ一族。牝馬は走るんだけど。牡馬はどうなのよ・・・という一抹の不安もあり、先日の皐月賞の大斜行があり、しかし一方で名手、ミルコ・デムーロがなんとかしちゃった、という現実もありつつ、一体どこまで本当なのよ、というなんとも悩ましい選択なわけであります。

ダービーで「ドゥラメンテ」は絶対に外せない

しかし、この大舞台に強いいわゆるG1血統、皐月賞のあれだけの不利を跳ね返した事実、そしてミルコ・デムーロの実績を考えるならば、ドゥラメンテはやはり絶対に外せないのです。

相手はサトノクラウン。

前走はパトロールビデオを見る限り、かなり不利があり、警告を受けてもしかたないようなレース。こちらも名手ルメールがよもやもう一回同じ轍を踏むとも思えません。本当はダービー向きじゃない、と思っていた馬ではありますが、行きましょう、勝負です。

ということで、今週は一点勝負。

馬単14-11。

あとはドゥラメンテから人気薄に流すワイド・三連複などをお勧めします。2、3着はかなりわかりません。あ~、しまった! と思わないように拾っておきましょう。

ぐっちーさん 投資銀行家

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ぐっちーさん ■本名:山口 正洋(やまぐち まさひろ)。投資銀行家。1960年東京都港区生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。丸紅を経てモルガン・スタンレー、ABNアムロ、ベア・スターンズなど欧米の金融機関を経て、ブティック型の投資銀行を開設。M&Aから民事再生、地方再生まで幅広く ディールをこなす一方、「ぐっちーさん」のペンネームでブログを中心に大活躍。2007年にはアルファブロガーを受賞、有料メルマガも配信中。さらに『AERA』や『SPA!』で連載をもちつつ、テレビやセミナーでも人気。主な著書に『なぜ日本経済は世界最強と言われるのか』(東邦出版)、『ぐっちーさんの本当はすごい日本経済入門』『ヤバい日本経済』(後者は共著、いずれも東洋経済新報社)などがある。競馬予想も一流。一方でメインレースはほどほどで、平場の条件戦などを好む。【2019年9月29日19時編集部追記】2019年9月24日、山口正洋さんは逝去されました。ご逝去の報に接し、心から哀悼の意を捧げます。

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