一服感が出てきた株価、日本株はバブル状態なのか?
日経平均株価が一時2万円に乗って、数字的にはアベノミクス相場に「一段落的達成感」がでてきた。4月30日は、538円安と今年最大の下げ幅を記録した。
ただ東証1部平均で約19倍前後のPER(株価収益率)は、もう安くはないが、まだ「バブルだ」と騒ぐほどのものではない。
現在が「大相場の仕上げの時期である」との仮説に立つとしても、慌てて売るのはもったいなかろう。
経験則的には、バブルの最終盤には、短期間で大きな値幅を取ることができる投資家にとって「美味しい時期」がやって来ることが、しばしばあるからだ。
「そろそろ終わりだ」と思う投資家も、一気に持ち株を売ってしまうと、後で寂しい思いをするかも知れないし、最悪の場合、後から高値で買い直すような状況にならないとも限らない。
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