編集者として、見城徹『たった一人の熱狂』、堀江貴文『多動力』、前田裕二『メモの魔力』など数々のベストセラーを手掛けてきた幻冬舎の箕輪厚介氏は、「僕の人生を変えたのは『怪獣人間』と出会ったこと」だと話します。
「怪獣人間」とは、狂ったように目的だけを見て、革命的な成果を上げていく人たちのこと。人生を変えるようなすごい人たちとどう出会い、対峙し、そして仕事にしていくか。同氏の思考と仕事術を凝縮した新刊『怪獣人間の手懐け方』より、「なぜ、すごい人の近くにいることが価値なのか」を解いていきます。
すごい人の近くにいることがすごい
狂ったように目的だけを見て、成果を残していく人たち。凡人たちが積み上げた小さなプロセスなどはお構いなしに、革命を起こしていく人たち。常識を疑い、世の中を大きく変えていく人たち──。
特別な才能がない人間にとっては、こうした「怪獣人間」の近くにいること自体が価値だ。
僕たち凡人は、川でいうなら「源流」にいる怪獣人間に食い込まなければ、大きな仕事はできない。怪獣人間が「0→1」を生み出す。その「1」が生み出される瞬間に立ち会う。その近くにいることが絶対条件だ。1が100、100が1000になってから参加するのとは価値が違う。
僕は編集者として、新しい企画や売れそうな企画が立ち上がる瞬間に立ち会いたい。
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