バングラデシュで強盗事件多発、企業は日本人駐在員をどう守る?
--なるほど夜道が暗いのですね。
1人当たり所得の低さで考えればバングラデシュはマシな方だと思います。アフリカや中東、中南米のように、麻薬マフィアとゲリラがウロウロする国と比較すれば安全です。しかし、インド以東では最悪レベルでしょう。
強盗が発生した後の警察医療体制にしても期待できませんので、「途上国」にいるという自覚が必要ではないでしょうか。日本企業の人事部は、駐在員とその家族に対してリキシャの利用法や夜道の歩き方、そしていざ強盗に遭った場合の対処法などをきちんと指導しておく必要があると思います。
すがい・しんいち
1973年生まれ。法政大学英文科卒業。外資系IT企業、インド関連コンサルティング会社にて取締役として事業の立ち上げ等を経て、現在はネクストマーケット・リサーチ代表取締役。中小企業診断士。
ネクストマーケット・リサーチ
インド・バングラデシュなど南アジアの企業・金融・経済情報の提供のほか、進出支援コンサルティング、インターネット関連事業などを行っている。
http://nm-research.com
(聞き手:東洋経済HRオンライン編集長:田宮寛之 須貝氏撮影:尾形文繁)
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら