福田淳"新社長"で旧ジャニ、芸能界に起きる超変化 旧態依然とした芸能界の問題を一掃できるか
SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)所属タレントのマネジメントを行う新会社の社長について、東山紀之さんが辞退し、株式会社スピーディの福田淳さんが就任することが有力と報じられています。
そうなれば東山さんは、創業者・ジャニー喜多川氏による性加害の被害者救済を行うSMILE-UP.との社長業かけ持ち予定が消滅。エージェント契約に精通した外部の専門家に任せることで、「問題視された同族経営や、内部の人々で作る新体制という流れを完全に断ち切れるのではないか」という声があがっています。
ただ、その一方で「ジャニーズの大所帯をマネジメントできるのか」「いきなり知らない人が来たらタレントもファンも離れるのではないか」などの懸念の声があるのも事実。しかし、福田さんの就任となれば、旧ジャニーズ事務所だけでなく、芸能界全体、さらに、テレビ局、出版社、新聞社などのメディア全般を変える可能性を秘めています。
実際、福田さんの就任でどんなことが期待できそうなのでしょうか。
エージェント契約への不安は解消へ
福田さんは1965年に大阪で生まれ、日大芸術学部を卒業後、東北新社を経て、ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントでハリウッドの現場にかかわった後、2007年にソニー・デジタルエンタテインメントを社内創業。
2017年に現在代表を務めるコンサルティング会社・スピーディを設立し、グローバルブランドのコンサル、エージェント業、アートギャラリー運営などのさまざまなビジネスを展開してきました。つまり、長年エンターテインメントにかかわってきた一方で、日本の芸能界にどっぷり浸かってきた人ではありません。
その名を知られたのは、のん(旧名・能年玲奈)さんのエージェント業務を担っていることを報じた記事。所属事務所との独立トラブルで改名を余儀なくされ、活動に支障が出ていたのんさんとエージェント契約を交わし、「2年先までスケジュールが埋まっている」と言われる状態を実現させています。
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