AI時代に仕事で価値を増す「人間らしさ」の正体 外資系コンサルが教える今後の重要スキル

生成AIの登場により、AIが絵を描き、小説を執筆し、あたかも人間が書いたようなビジネス文章を生成できることが証明された。この模倣に長けたAIをどう活用すべきか、各国のリーダーを巻き込んで活発な議論がなされているのは周知の事実だ。今、人々は、人間とAIが共存できる世界を模索し続けている。
模倣による創造性を獲得した生成AIが高度化し続ける世界において、人間に求められるスキルとは何だろうか。それは「人間らしい、人間ならでは」のスキルを発揮することである。
AIが得意とする領域
人間の得意とする領域と、生成AIを含むAIの得意領域を整理してみよう。
(*外部配信先では図や画像を全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください)

まず、マシンの得意領域は、従来AIや機械が得意とする領域である。マシンパワーを活かした処理スピード、機械ならではの安定したサービスレベル、ネットにあふれるものも含む圧倒的なデータ(知識)の蓄積、そしてこれら大量のデータ処理と24時間365日、疲れを知らずに働き続けられることは、AIやマシンならではといえる。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら