こうして、引っ越しでたくさんの不必要な荷物を処分したことで、しがらみも一緒に手放し、夫婦ともに心も身軽になりました。
「借金のない状態」「2人で選んだ部屋」というだけで、すでに気分はルンルンだったのですが、服やCDを処分することは「他者からどう見られるか?」という、自分が持っていた見栄も捨てることに繋がったのです。これが大きかったように思います。
事故物件を100万円でリフォーム
その後、事故物件を100万円で最低限のリフォームをして、残置物の家電と、カラーボックスで暮らし始めた私たちは、ようやく借金もなくなり、ゼロからのスタートを切ることができました。
毎月20万円を貯金にまわし、残りの2人の収入でやりくりするというルールを設け、貯金も開始しました。節約ゲームのようで、それ自体が楽しく、通帳に増えていく預金額をみると、さらに達成感を感じることができました。
私たちの収入は結婚前から増えもしていなければ、減りもしていないのに、小さな家に2人で引っ越ししただけで、質素な暮らしではあるものの、経済状況が大幅に改善したのです。
……と、ここまで書いて結構いいボリュームになってしまいました。ということで、次回は今住んでいる東京の家(タイトルにある「30平米築50年の家」です)にいかにして引っ越したのかを書いてみようと思います。
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