国家破局カウントダウン 日本を救う三つの処方箋 上野泰也著

国家破局カウントダウン 日本を救う三つの処方箋 上野泰也著

“余命”はあと5年前後--著者の日本経済に対する診断だ。マーケットはつねに「先読み」しながら動く性質があるため、それより早く「悪い金利上昇」の時代がやってくるおそれもあるという。

これは資金循環統計(日本銀行)を基にした予測だ。資産と債務残高の「すき間」を埋める国内家計マネーによる国債・地方債消化余力から計算されている。

この試算には、家計金融資産の国外逃避(キャピタルフライト)の大規模な発生や、今までのような資産運用におけるホームバイアスの強さが前提とされている。もしそうでなければ、より早くリスクプレミアムが付加されることになる。

少子化対策、観光立国に加え、移民による滞在人口の増加での経済成長促進が主な処方箋。「この国の運命がこの先どうなるかは、一部の政治家の責任ではなく、参政権を持っている国民の自己責任」として、国民一人ひとりの奮起を促す。

朝日新聞出版 1680円

  

ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 高城幸司の会社の歩き方
  • 「米国会社四季報」で読み解くアメリカ優良企業
  • ゴルフとおカネの切っても切れない関係
  • 360°カメラで巡る東京23区の名建築
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
5G革命<br>勃興する巨大市場をつかめ!

現在の「4G」に続く、新しい移動通信システム「5G」。「超高速」だけではなく「超低遅延」「多数同時接続」が可能になり、私たちの暮らしやビジネスはがらりと変わる。動画配信、ゲーム、自動運転、スマート工場や通信業界の未来像を紹介。