1皿でもボリューム満点なのに、2皿も食べたので、お腹いっぱいで大満足の朝になりました。支払った料金は、ブレンドコーヒー670円に、170円と140円のサンドイッチで980円でした。
サンドイッチを片方だけで計算すると、それぞれ840円、810円のモーニングという計算になりますね(ということで、タイトルでは便宜上、「810円モーニング」とさせていただきました)。
お皿の選び方にルノアールの美学を感じた朝
サンドイッチの出来栄えも、もちろん満足だったのですが、特に感心したのは、サンドイッチが乗っているお皿です。カフェチェーンで使用される食器は、だいたい白い磁器に乗せられていると相場が決まっているものですが、「カフェルノアール」はグレーのお皿が使用されていました。
高級路線の喫茶店では、リチャード ジノリやウェッジウッドなどを使用している店もありますが、そうなると花だの鳥だののモチーフがお皿の外周をデコレーションしてトゥーマッチになり、有閑マダムや老紳士のサロン的なムードが漂ってしまいます。
白だとそっけないけれど、高級感がありすぎても落ち着かない。それと比べて「ルノアール」で使用しているこのお皿は、目立たない色合いながら、白いお皿と比べると差別化できていて、貫入(かんにゅう)という細かいヒビも、和食器的な落ち着きと、高級感を感じさせてくれます。
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