2023「最終回でがっかりしたドラマ」ランキング 3位『教場』2位『silent』を押さえた1位は?

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秋元康ドラマは最終回が不評なものが多い。話題性だけで引っ張る手法と理解して見たほうがいい!?(左から)白石麻衣、秋元康、西野七瀬(写真:週刊女性PRIME編集部)

ドラマウォッチャーのくのいちこさんは、

「ひたすら風呂敷を広げまくり、毎回思わせぶりな終わり方で視聴者をイライラさせたあげく、多くの謎が解決されなかったドラマ。ラストに『Season1終』の文字が現れ、やたら『ラスト5秒で何かが起こる』と言っていたのは、まさかこれのこと?と愕然としたが、シーズン2が作られる気配なし。話題にさえなれば、クオリティーなんてどうでもいいと言わんばかりの秋元康の作り方には、ドラマファンとして心底うんざりしている」

と、ドラマ手法に言及した。

3年以内の作品と限定したものの、ここ1年の作品が上位を占めた。それだけ視聴者の記憶に残る作品が少ないということだろうか。いくら話題になった『VIVANT』も2年も待たされたらもう忘れてしまいそう。制作陣には早めの続編をお願いしたい!

がっかり最終回ランキングトップ5

順位『作品名』(放送年・放送局)→キャスト/最終回視聴率/票数
1位『ちむどんどん』('22年・NHK)
→黒島結菜、仲間由紀恵、宮沢氷魚など/16.7%/142票
2位『silent』('22年・フジテレビ系)
→川口春奈、目黒蓮、鈴鹿央士など/9.3%/121票
3位『風間公親-教場0-』('23年・フジテレビ系)
→木村拓哉、新垣結衣、北村匠海など/10.6%/96票
4位『あなたの番です』('19年・日本テレビ系)
→田中圭、原田知世、西野七瀬など/19.4%/90票
5位『漂着者』('21年・テレビ朝日系)
→斎藤工、白石麻衣など/非公開/76票

以下6位は『テセウスの船』('20年・TBS系)「シリアスなドラマだったのに霜降り明星のせいやが犯人で急にコントになった」(43歳・男性)、「最終回の最後で唐突にハライチ澤部が弟役で出てきて噴いた」(32歳・女性)。他に神無月ららさんは今期の『警部補ダイマジン』(テレビ朝日系)をあげ、「少年漫画の打ち切りみたいな唐突な終わり方」と評した。「なし」「無回答」「わからない」は除外しています。

(※ネットリサーチ会社『Freeasy』調べ:アンケート期間9月19日~20日:視聴率は世帯視聴率)

前回の『がっかり最終回』ランキングはこちら(※ランキングは'21年のもの)

1 『あなたの番です』 '19年・日本テレビ系
2 『24 JAPAN』 '20年・テレビ朝日系
3 『君と世界が終わる日に』 '21年・日本テレビ系
4 『先生を消す方程式。』 '20年・テレビ朝日系
5 『純と愛』 '12年・NHK
6 『東京ラブストーリー』 '91年・フジテレビ系
7 主人公が死んでしまうドラマ全般
8 『DIVER~特殊潜入班~』 '20年・フジテレビ系
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