中国経済は本当のところどこまで深刻なのか 秋以降の日本経済に影響が及ぶのは必至だ

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ここから先は競馬コーナーだ。いよいよ夏競馬もオーラスを迎える。新潟競馬場の長い直線も、しばしの見納めということになる。

9月3日に行われる新潟記念(第11レース、芝2000メートル、ハンデ競争、G3)では、4歳馬のサリエラと3歳馬のノッキングポイントが人気になっている。

新潟記念は7歳馬のマイネルウィルトス本命

しかし筆者が狙っているのは、7歳馬のマイネルウィルトスだ。長期休養明けの函館記念で、4着に入って地力を見せた。勝てば重賞初制覇だし、「サマー2000シリーズ」の優勝も転がり込んでくる。ここはひとつ、見せ場を作ってほしい。

鞍上はミルコ・デムーロ騎手。なんと新潟記念では、過去10年で1着2回、2着3回と好成績を収めている。新潟競馬場は実はコーナーがキツイ。しばしば大外枠の馬がコーナーリングを利かせて勝利するが、これを得意としているのがデムーロ騎手というわけ。

対抗にはプラダリア、穴馬にイクスプロージョン。とっても暑かった今年の夏競馬、これで有終の美をりたいものである。

(本記事は「会社四季報オンライン」にも掲載しています)

かんべえ(吉崎 達彦) 双日総合研究所チーフエコノミスト

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Kanbee

吉崎達彦/1960年富山県生まれ。双日総合研究所チーフエコノミスト。かんべえの名前で親しまれるエコノミストで、米国などを中心とする国際問題研究家でもある。一橋大学卒業後、日商岩井入社。米国ブルッキングス研究所客員研究員や、経済同友会代表幹事秘書・調査役などを経て2004年から現職。日銀第28代総裁の速水優氏の懐刀だったことは知る人ぞ知る事実。エコノミストとして活躍するかたわら、テレビ、ラジオのコメンテーターとしてわかりやすい解説には定評がある。また同氏のブログ「溜池通信」は連載500回を超え、米国や国際政治ウォッチャー、株式ストラテジストなども注目する人気サイト。著書に『溜池通信 いかにもこれが経済』(日本経済新聞出版社)、『アメリカの論理』(新潮新書)など多数。競馬での馬券戦略は、大枚をはたかず、本命から中穴を狙うのが基本。的中率はなかなかのもの。

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