思わず入院したくなる!?「ひな祭り」の食事
遠藤:ソシオークは、小学校や病院、介護施設などの給食事業を主に手掛けていますね。以前、見せていただいた病院食の写真が、まるで料亭の食事のようで、「病院食=おいしくない」というイメージが完全に覆されました。
大隈:ありがとうございます。小学校や病院などに提供している給食事業は、ソシオークの中軸会社「葉隠勇進」が運営しています。毎日は無理でも、ひな祭りなどイベントの日は、患者さんの心が華やぐ食事を工夫しています。
遠藤:私が見た写真は「ひな祭り」の日の献立で、メインはイクラ入りのちらし寿司と、サワラの木の芽焼き。特別料金をもらわない普通の病院食なのに、彩りも鮮やかで豪華ですし、とてもおいしそうですね。私が入院するときには「ソシオークの食事が食べられる病院」と決めています(笑)。
大隈:給食事業の理念は、「大切な人のために作る愛情いっぱいの料理とサービス」です。現場のスタッフは「自分の親に食べてもらうつもりで調理する」という気持ちを大切にしています。
遠藤:病院や介護施設の食事は1日3食、1年365日休みなしで、大量に、かつ多様な献立を調理する必要があります。特別料金がいただけるわけでもない。にもかかわらず、そこまで手をかけるところに、日本のおもてなし精神と現場力が表れていますね。
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