今年の就活生(大学4年生)は、新型コロナウイルス感染症が騒がれ始めた直後に入学式を迎え、拡大防止のために発出された緊急事態宣言により対面での入学式が実施されなかった世代である。
スーツを準備できずに就活開始
当然、入学式に出席するためのスーツを用意する必要もなかった。時が経ち、スーツを1着も持っていない状況で、早くも就職活動を迎えてしまったという悲哀を端的に表現している。
でも、スーツを持っていなかったことで、今の自分にピッタリ合ったスーツで就職活動に臨めたことはかえってよかったかもしれない。来年の春、ピシッとスーツで決めて出社する作者を想像して応援している。
今年の入選作品は以下のとおり。今年、入選者が最も多かったのは東京都と宮城県の2人で、その他の府県は1人ずつと、宮城県から熊本県まで幅広い地区から入選者が生まれる結果となった。来年も全国からの応募を期待したい。
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さて、HR総研のオフィシャルページでは、「2024年卒 就活川柳・短歌」の全入選作品について、作者の思いを踏まえての寸評・解説とともに掲載している。それぞれの作者がどんな気持ちでこの川柳や短歌を詠んだのか、ぜひご覧いただきたい。
次回(8月22日配信予定)は、採用担当者による「2024年卒 採用川柳・短歌」を紹介する。
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