ビッグモーター不正で「法改正も」と自民・石破氏 「犯罪の限りを尽くしたようなところがある」と批判
自民党の石破茂元幹事長は30日、フジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」(日曜午前7時30分)に出演し、保険金不正請求問題が指摘されている中古車販売大手「ビッグモーター」の対応を厳しく批判し、法律改正にも言及した。
再発防止策として法改正を
石破氏はビッグモーターについて「お客さま本位でない。犯罪の限りを尽くしたようなところがある」と述べた。
番組では、コメンテーターの橋下徹元大阪府知事(弁護士)が再発防止策として「大手の車の販売会社は損害保険の代理店として認めない法律を作るしかない」と提案。
石破氏は「その法律ができるかどうか、今後きちんと議論して早めに今度の国会でも法改正ができるようにしていかなければいけない」と応じた。一方で、「消費者にとって便利な(今の)仕組みをどうやって改革していくか。それも非常に重要な視点だ」と強調した。
以下、番組での主なやりとり。
松山俊行キャスター(フジテレビ政治部長・解説委員):石破さんに聞く。ビッグモーターに関しさまざまな問題が出ている。どういう行政処分が行われるかも焦点だ。どこにいちばん問題があると考えているか。
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