松本明子が実践!節約をエンタメ化する「ケチ活」 「高すぎるエアコン代」に負けない意外な節約術

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「芸能界の節約女王」松本明子さんが提唱する「ケチ活」とは?(写真:『この道40年あるもので工夫する松本流ケチ道生活』より)
35度を超す猛暑が続き、エアコンが欠かせない今年の夏。しかし、6月以降地域によっては最大4割も電気代が値上がりしており、どうやって夏を乗り切るか、頭を悩ませている人も多いのでは。
そこでおすすめなのが「芸能界の節約女王」松本明子さんが提唱する「ケチ活」。お金を節約できるのはもちろん「ケチを精一杯楽しむ」ことで、日々の暮らしが楽しく充実したものになるのです。松本さんの著書『この道40年あるもので工夫する松本流ケチ道生活』より、一部抜粋、再編集のうえお届けします。

ケチは最高のエンターテインメント

私は自他ともに認める芸能界きっての「ケチ」です。

「もったいない」「まだ使える」と思って楽屋にあったお弁当の輪ゴムや、新幹線のおしぼり、ホテルのアメニティなど、ついつい持ち帰ってしまう……。そんな姿を見られてか、いつの間にか〝ケチ〞のイメージがついていきました。

私は、今ほど〝ケチ〞が求められている時代は、ないと思っています。価格がどんどん上がりスーパーでの買い物もひと苦労、また、エアコン代をはじめとする光熱費がシャレにならない金額になったご家庭もあると聞いています。

家計のやりくりが大変な中、「節約しなきゃ」「生活のレベルを少し下げなきゃ」とため息をついている方も多いのではないでしょうか。けれど、「あれも買っちゃダメ、これも我慢しなきゃ」という暮らしは苦しくて、嫌になってしまいます。

そこで、みなさんにおすすめしたいのが「松本流ケチ活」。

私にとって、「ケチ」とはお金を節約するのはもちろんですが、毎日を楽しくするためのものだと思っています。

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