資格試験に落ちる人がやりがちな「落とし穴」 大事なのは勉強と休みのリズムを作ること

ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

ツイッターなどのSNSで受験友達をつくる人もいるようですが、過度に馴れ合う場合は、勉強時間を削ることになるので、プラスにならない印象もあります。

いずれにせよ、最後は自分で自分を奮い立たせることが必要です。

まだ勉強を始めていない人は想像してみてください。

金曜に休みは何をしよう、と思うことはなく、土日は勉強や模試や講義で埋まっています。

考えるだけで憂鬱になるでしょう。

ところが、世の中には「超人」がいるものです。

私の趣味の格闘技では、1日8時間、週7日練習する人がいました。

凡人には凡人の戦い方を

資格試験でも、法人税法を勉強し、息抜きに消費税法の勉強、休憩に簿記論を勉強するという理解できないスケジュールで税理士試験に短期合格する人を見ました。

そういう人に遭遇するたび、「無理だ!」と思います。

このような人は絶対にモデルにしてはいけません。

私をはじめとして多くの人は、このような超人ではなく、普通の人だと思います。

とくに私は、基本的になまけもので、すごい人の方法論はとてもマネできません。特別に頭がよいわけでもありません。

仕事をしていても、すぐにニュースが気になったり、マンガの続きが読みたくなったりして、集中できなくなってしまいます。

凡人には凡人の戦い方があります。

仮に、1週間でテキスト100ページ分を理解できるとしても、1か月で挫折したら、合計で400ページしか学習できません。

それよりも、1日休みを入れて週に85ページのペースで勉強できれば、2か月目が終わったころには合計で680ページを理解できます。

一定のペースで勉強すること、続けることが何よりも重要なのです。三日坊主、という言葉のとおり、3日くらいであれば誰でも頑張れるものです。
大切なのは4日目以降も努力を続けることで、結果はその先にだけついてきます。

続けるためには、「ここまで頑張ったらひと休みできる」というラインを設けることが大切です。

関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事